英語 渡航手続き

語学留学を実現するため事前に考えた方が良い事

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海外に興味が出たらまずは色々な情報の下調べから始まる事でしょう。

私もふとしたきっかけでオーストラリアに興味が出た頃に仕事が終わって平日の深夜や週末にネットを中心に色々な情報を探していました。特に大きなウェイトを占める学校については時間を割きました。

今回の記事では語学留学を実現するため事前に考えた方が良い事をまとめてみました。

語学留学を実現するためにどんな情報を調べる?

目的や目標がはっきりしている方はどんな情報を調べれば海外生活が現実的になるのか認識していると思います。海外の高校や専門学校そして大学まで行こうとしているような方々はやるべき事と必要な情報は既に揃えていると思います。

その一方、漠然と海外に興味をもった場合はまずはどこの国のどの都市に行こうか、治安は良いのか、費用はどのくらいかかるのかなどが気になるチェック項目でしょう。

次にもう少し具体的に学生の留学またはワーキングホリデーで行ける国か、留学エージェントに頼んだ方が良いのか、語学学校はどうするかなどが続いてきます。

ワーホリか学生か?

日本とワーキングホリデー協定を締結している国には18歳から30歳までの人たちがワーキングホリデービザで渡航出来ます。もちろんオーストラリアも含まれます。

ワーホリ制度を運用している国に対して一生で一度だけ使えるビザなので、対象年齢が満たされていれば学生ビザよりもワーホリビザの方が色々な融通は利くと思います。

オーストラリアの良いところは申請者の年齢にもよりますが、ワーホリも学生も受け入れている事です。学生ビザで週20時間まで働く事が許可されていますので、生活費用を稼ぎながら学校に行く事も出来ます。

オーストラリアでワーホリの場合は4ヶ月まで語学学校に通えます。それ以上学校に通う場合は学生ビザに変更する必要があります。

日本人の場合はオーストラリア国内でワーホリビザから学生ビザに変更する事も可能です。国籍によってはオーストラリア国内でワーホリから学生ビザへの変更が認められていない国もあります。日本はラッキーです。

ワーキングホリデー協定を締結していない国には学生ビザを取得して留学する事になります。その場合は、生活費を含めたトータルでどのくらいかかるのかとても重要な問題です。学生ビザで働けない国でしたら日本で全ての資金を用意しなければいけません。

知人でアメリカに留学していた人の話を聞いたら、アメリカに学生ビザで留学する場合は基本的に働く事は違法になります。大学内のカフェテリアなどで働いて賄いを得る事は出来ても、お金を稼ぐために社会で働く事は許されていません。

オーストラリアのビザについては別記事 オーストリアの主要なビザ一覧 をご覧下さい。

留学エージェントを使うべきか?

海外生活に具体的なイメージとプランが出来上がって来たら次は現地生活をサポートしてくれるような留学エージェント(代理人)を使うべきかどうかです。

エージェントには語学学校を紹介するだけのエージェントと渡航後の生活全般のサポートまでしてくれるエージェントがあります。

語学学校紹介のみ行うエージェント

語学学校を紹介するエージェントは日本国内にもオーストラリアにもあります。語学学校の無料紹介がエージェントのビジネスですが、申込者が学校に支払う授業料の一部を学校からコミッション(手数料)として受け取る事で収益になっています。

では本人が学校に直接申し込めばエージェントへの手数料分を安くしてくれるのか?という疑問が出てきますが、残念ながらそれはありません。学校へ直接申し込んでもエージェントを通しても授業料は一緒です。

有力なエージェントは大勢の学生を紹介する事が出来るので語学学校からスペシャルキャンペーンなどの条件をもらったりします。語学学校を探す生徒としては有力なエージェントから提案されるキャンペーンなどで学校を探すと学校費用が抑えられます。

ただし語学学校側で特定の国のエージェントにばかり力を注いでいるようですと、同じ国籍の生徒ばかりが入学する事につながりかねません。

エージェントを決める際には特定の学校だけ勧めて来るのではなく幅広く語学学校を取り扱っている事もチェックポイントです。

生活全般のサポートまで行うエージェント

もう一つの海外渡航後のサポートも請け負っているようなエージェントのサービスには以下のような種類があります。

  • 英語レジュメ(履歴書)の書き方のサポート
  • タックスファイルナンバー申請のサポート
  • ホームステイやシェアハウスの住まい探しのサポート
  • 語学学校とのやり取り
  • 万が一何かあった時の連絡サービス
  • アルバイト探しの情報提供 などなど

初めての海外長期生活ですと現地にサポートデスクがあるようなエージェントにお任せした方が安心だと思われる方もいらっしゃると思いますが、あなたにとってサービス価格に見合ったものなのかどうかが大事です。

特にオーストラリアですと色々な都市に既にたくさんの日本人が生活していますし、語学学校に通えば好むと好まざると同じクラスに日本人は必ずいるでしょう。日本語での情報交換も頻繁です。

エージェントが行ってくれるであろう上記サポートサービスはなんとか自分で対応出来ます。もし分からない場合はあなたよりも先に来ている方達に教えてもらえば解決します。

ネットの時代ですから私も含め大勢の方達が現地の情報をいろいろ発信しているのでそれらの情報から自分にとって必要な物を選択すれば、お金を払ってエージェントに依頼しなくても自分でなんとかなるものです。

語学学校は必要か?

学生ビザの場合は語学学校などに通わざるを得ませんが、ワーホリの場合は語学学校に通っても通わなくても構いません。

日本で英語をある程度勉強していたり、会話がある程度出来れば語学学校に通う必要はないかもしれません。またワーホリの目的が海外でただ遊ぶだけでしたら学校に通う費用も無駄になってしまい必要ないかもしれません。

一人で海外に来ると多少なりともホームシックにかかる可能性もあります。英語を習得する事が主目的ですが、知人や友人を作る目的でもまずは語学学校が適切だと思われます。

オージーは基本的にフレンドリーな人は多いですが、全く会話にならないと相手にもしてくれません。またオーストラリアはアジア各国からの移民がすごく多いです。両親がアジア出身でも生まれはオーストラリアなのでアジアンオージーもたくさんいます。

そのような本当の現地ローカルとは現地のコミュニティーにでも入らない限り知り合うチャンスは少ないでしょう。

すぐにバイトが見つかればバイト仲間が出来る事もあります。しかしバイトを見つけるためには多少なりとも英語が出来る方が良いです。

語学学校に通わず、バイトも見つからず、友達も出来ずですと自ら望んで来た海外生活がいきなり挫折につながってしまうかもしれません。

最初に期間は短くても良いので語学学校に通う方が良いでしょう。

語学学校を選ぶポイントは?

私は初めて学生ビザで留学した時にエージェントを通して色々な語学学校の情報を集めました。学校を選ぶ上で気になるチェックポイントは以下が挙げられます。

  • 学校の場所
  • 授業内容(一般英語、ビジネス英語、資格英語IELTS、TOEFL、TESOLなど)
  • 費用
  • 時間割り
  • 生徒の国籍の割合
  • 授業以外のアクティビティ
  • 実際に学校を体験した人の声 など

一般的に日本人が強いと考えられるのは文法やリーディングです。一方で弱い部分はスピーキングとリスニングでしょう。

日本の学校での英語教育がやはり受験英語がベースにあるので、外国の方と英語でコミュニケーションを取るという分野が弱くなりがちです。

同じクラスに違う国の人ばかりいれば英語をしゃべらざるを得ないので上達は早いでしょう。アジア、ヨーロッパ、南米など生徒の国籍が分散されているのが理想的です。

オーストラリアに来てから語学学校を探す場合は、エージェント経由でも直接学校に行っても良いですし、体験入学(1コマ、または半日など)を受け付けてくれるような学校で試してみたら良いと思います。正式に申し込む前に授業の雰囲気や生徒の国籍の割合が分かります。

日本からエージェントを通して語学学校を選ぶ場合はエージェントの担当者になるべく多くの学校を紹介してもらって、分からない事や聞きにくい事もどんどん質問したら良いと思います。

まとめ

語学留学を実現するため事前に考えた方が良い事をまとめてみました。

語学学校に通うという事はたくさんのお金を使う事になります。自分が働いて稼いだお金で留学にチャレンジする場合でも家族がサポートしてくれて留学する場合でも納得が行くまで色々な情報を調べる事をお勧めします。

ここオーストラリアでは学生ビザの取得審査が昔に比べて厳しくなってきています。ビザ申請の提出物も増えてきました。

まずは何社かのエージェントにコンタクトを取って比較してみる事をお勧めします。

別記事 オーストラリア語学留学をサポートしてくれるお勧め留学エージェント をご覧下さい。

以上、語学留学を実現するため事前に考えた方が良い事でした。

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