日本国内とオーストラリアには語学学校を紹介する留学エージェントがたくさんあります。また一部には高校、専門学校、TAFE(オーストラリア州立専門学校)、大学を取り扱っている専門エージェントもあります。
以前の記事でエージェントについて簡単に触れました。
実際の記事はこちら→ 語学留学を実現するため事前に考えた方が良い事
コロナ禍でオーストラリアへの海外留学やワーキングホリデーで来豪される方々が’激減しましたが、今年2022年から国境も解放されオーストラリアは既にコロナ以前の日常生活に戻っています。
コロナによって留学エージェント事業を廃業した業者さんも多いと思われれますが、コロナ後を見据えてこの期間も粛々と事業を継続している留学エージェントもいます。また多くの留学エージェントは対面方式からオンライン面談などに切り替えています。
この記事ではオーストラリア語学留学をサポートしてくれるお勧め留学エージェントをリストしてみました。
目次
日本国内のエージェントとオーストラリアのエージェントどっちが良い?
日本国内のエージェントには国内ならではのメリットがありますし、オーストラリアにあるエージェントは日本国内のエージェントには無い現地の強みがあります。
エージェントのビジネスは語学学校からキックバックされる手数料が収入なので、基本的に学校紹介で契約が完了するまでが仕事になります。
しかしエージェント間の競争がますます激しい現在は単に学校紹介だけに力を注ぐだけでなく、その前後のフォローや留学後の口コミやSNSによる情報拡散などにも気を配る必要があり、その差がエージェントの人気や実力につながってきます。
ネット社会の現代ではスカイプやラインなどを使えば実際にオフィスで対面コンサルティングをしなくても十分問い合わせに対応出来る体制を多くのエージェントが持っています。
日本国内とオーストラリアのエージェントのメリット、デメリット
日本国内のエージェントとオーストラリアのエージェントのそれぞれの主なメリット、デメリットを挙げてみました。
日本国内のエージェント
メリット
- 日本国内にオフィスがあるので対面でカウンセリングしてくれる。
- 基本的に世界各国の語学学校を取り扱っている。
- 留学フェアやセミナーなど留学前に色々なイベントを行ってるエージェントが多く、たくさんの情報に触れる機会を提供している。
- 英会話教室を併用しているエージェントでは無料英会話を提供しているところもある。
- 帰国後も就職活動のサポートを提供するエージェントもある。
デメリット
- オーストラリア専門のエージェントではないため、現地の最新情報が網羅されているのか気がかり。
- オーストラリア側のオフィスは無いので、渡航後は基本的に全て自力での対応になる。
オーストラリアにあるエージェント
メリット
- オーストラリアの最新情報を提供してくれる。
- 現地の語学学校の体験入学を調整してくれる。
- 現地生活で何か相談したい事があれば窓口で話を聞いてくれるので心強い。
デメリット
- 日本にオフィスが無いので、渡豪前の対面コンサルティングは出来ない。
- オーストラリア専門なので、基本的に他国は扱っていない。
日本国内にオフィスがあるお勧めエージェント
オーストラリア留学センター
オーストラリア最大手のエージェント。ゴールドコーストが本社で、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アドレードにオフィスがあります。国内は東京に支店があります。
オーストラリア政府公認の留学カウンセラー資格PIER(Professional International Education Resources)を保有しているカウンセラーが各支店にいるので大きな信頼を寄せられます。
AICオーストラリアインフォメーションセンター
日本にもオーストラリアにもオフィスを持つオーストラリア最大手エージェントのひとつ。
日本のオフィスは横浜にあり、オーストラリアはブリスベン本社、提携会社のJTBがシドニー、ゴールドコースト、ケアンズの3拠点あります。
シドニー留学センター
名前の通りシドニーに本社があり、日本には東京、大阪、名古屋にオフィスがあります。グループ会社ではイギリス、アメリカ、カナダの学校紹介を○○留学センターという名称で行っています。
School with
留学経験者の口コミが充実している大手留学予約サイト。最近知名度と人気が上がって来たフィリピン語学留学から会社が始まり、現在では世界32カ国もの語学学校を紹介しています。
東京のオフィスでは留学説明会や対面コンサルティングを行っています。また遠方の方にはメール、スカイプ、電話の対応をしています。
オーストラリアのみにオフィスを持つお勧めエージェント
ICN留学情報館
シドニーにオフィスがあり、代表者が移民代理人の専門資格を持っています。語学学校だけでなく、学生ビザやオーストラリアでその先につながるビザのアドバイスも提供出来るエージェント。
アイエス留学ネットワーク
20年以上の実績があるシドニーの老舗エージェントアイエス留学ネットワーク。
語学学校だけでなく、州立専門学校のTAFEや大学、大学院への留学も取り扱っている歴史ある現地エージェントです。
まとめ
オーストラリアのワーキングホリデーは一生に一度だけ。そして人生設計を考えると留学のチャンスも何回もある物でもありません。
自分で貯めたお金を使うのも、家族にサポートしてもらったお金を使うのも決して無駄遣いは出来ません。留学でもワーキングホリデーでも滞在期間を通して一番お金がかかるのは語学学校に関わる費用です。
留学やワーキングホリデーの決意を固めるまでの準備期間にまずは何社かのエージェントに連絡して資料請求してみましょう。問い合わせに対応するカウンセラーとの相性も考慮の対象になります。
そしてカウンセラーにあなたの希望を伝えて何校ぐらい候補を提案してくれるのか、また費用見積もりはどのぐらいになるのかを各エージェントで比較して、最終的に依頼するエージェントを決める事をお勧めします。
もし語学学校を決めずにワーキングホリデーや観光ビザで来豪した場合でも現地に来てからエージェントのオフィスを訪ねたら良いでしょう。その方が最新の学校事情を聞けたり、語学学校の体験入学を設定してくれたり却ってメリットがあるかもしれません。
以上、オーストラリア語学留学をサポートしてくれるお勧め留学エージェントでした。