観光 ケアンズ

スペインからの移民青年が造ったケアンズ郊外にあるパロネラパーク

投稿日:2018年11月17日 更新日:

初日にケアンズ空港でレンタカーを借りて、ケアンズの観光地のひとつとして名高いParonella Park(パロネラパーク)を訪れました。

ケアンズ中心部からパロネラパークまでは約100キロで1時間30分ほどのドライブになります。

パロネラパークとは?

ケアンズからブルースハイウェイを南に約100キロほど下った内陸部にある古城の跡地。スペインからオーストラリアに移民としてやってきたホセ・パロネラという人物が独学かつ自力で建設したお城の跡地を中心にした大きな公園です。

ホセは26歳の時に移民としてオーストラリアのノースクイーンズランドにやってきて、サトウキビ収穫の仕事を始めたそうです。

灼熱の太陽が照りつけるノースクイーンズランドで必死に仕事をしたホセはその後土地開発などで財力を蓄え、42歳の時にこのパロネラパークの要であるMena Creek Falls(メナクリーク滝)に出会い、この土地を購入して長年の自分の夢であった「お城を造る」という壮大な計画を実行しました。

建物を建築する時は事前に設計図を完成させるのは常識的な手順ですが、彼は設計図を作らずに全て自分の頭の中にあるイメージとデザインを設計図と考えて知人の力も借りながら自力でこのお城を造り上げました。

6年の歳月を経てホセ48歳の1935年にお城が完成。そこから10年ほど多くの人に愛された社交場になりましたが、ホセは60歳1948年に胃がんでこの世を去りました。

その後ファミリーで事業を継続しましたが、度重なる大きな自然災害に見舞われ1977年にホセファミリーがついに事業を手放す事になりました。

その後、新しいオーナーが事業を行っていましたが1979年の大火災、そして1986年の台風による洪水で建物はほぼ廃墟となってしまい表舞台から姿を消した遺跡のような場所になっていました。

そして時は流れ、現在のオーストラリア人オーナーがキャンピングカーで旅をしていた1993年にこの土地にたどり着き廃墟になったパロネラ城とその物語に心を奪われて土地を購入してパロネラパーク再建に尽くしました。

ホセの実娘テレサが存命のときに現在のオーナーにパロネラパークの全ての物語と父親ホセの夢ストーリーを託したそうです。

何十年にもわたる奇跡と縁がつながる物語のような壮大な実話がパロネラパークなのです。

パロネラパークの行き方

ケアンズからは多くのツアー会社がツアーを開催しています。日中のツアーだけでなく、夜間ライトアップするパロネラ城を観るツアーもあります。

私たちは今回レンタカーを借りてパロネラパークに向かいました。ケアンズからA1 Bruce Highwayをずっと南下してInnisfailという街を目指します。ケアンズからInnisfailまでは約1時間でした。

Bruce Highwayはケアンズ郊外を出ると信号機がほとんど無い片側1車線の高速道路です。

途中途中で追い越し車線が出て来て、スピードを出している車が追い越していきます。あおり運転をしてくる車が時々ありますが、そういう車は追い越し禁止でも勝手に追い越していきますので、焦る事無く自分のペースで運転すれば良いでしょう。

時々追い越し車線を待ちきれずに対向車線に飛び出して対向車と衝突する事故があると聞きます。くれぐれも事故に巻き込まれないように注意下さい。

余談ですがBruce Highwayの最高速度標識は100キロ、80キロ、60キロでした。

Innisfailの街でBruce Highwayから離れてRiver Avenueに入ります。ここの分岐点だけ注意しましょう。分岐点にパロネラパークの看板が出ているので目印になります。

サトウキビを運ぶ列車

サトウキビから砂糖を作る工場

道はそのままInnisfail Japoon Roadになりますので、そのままずっと走って行くと約40分ほどでパロネラパークに到着します。

パロネラパーク到着です

パロネラパーク入場料

大人$46 子供(5歳〜15歳)$25

一度入場料を支払うと2年間パロネラパークに何度でも入場出来ます。またキャンプ場施設に1泊無料で宿泊出来ます。

パロネラパークの見所

ホセ・パロネラが建設したお城の遺跡とメナクリーク滝の景色が素晴らしいです。

私たちの到着は午後3時頃でした。受付で日本人と伝えたところ、園内にいる日本人スタッフに連絡を取ってくれて園内ツアーに連れて行っていただきました。

日本語で案内してくれる約45分の園内ツアーです。入場料に日本語対応が含まれているため、別料金は発生しません。

日本人スタッフは常時数名いるらしく、待ち合わせ時間を調整して訪問者の対応をしているという話でした。やはり日本語での案内ツアーは落ち着きます。

今回はデイツアーでしたが、ライトアップされたお城を観るナイトツアーもロマンチックな雰囲気で大好評だそうです。

まとめ

スペインからオーストラリアに大きな志を持って移民して来たホセ・パロネラが造り上げたパロネラパーク。

クイーンズランド州の観光賞や重要文化財も受賞しており、クイーンズランド州の観光地の中でMust Do No1(絶対に訪れるべき1位)にも輝いています。

国や州が公共の施設として造った訳ではなく、一個人それも移民が造った壮大なお城というのがなんともロマンを感じさせる物語です。

夢や目標は想っているだけではなく、実行に移して叶えるという事がいかに大事なのか改めて考えさせられました。

ホセ・パロネラファミリー

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以上、スペインからの移民青年が造ったケアンズ郊外にあるパロネラパークでした。

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