美しいビーチと灯台が象徴的な海の街バイロンベイ。ゴールドコーストと比べてさらに緩やかな時間が流れている場所でサーフィンが出来ます。
バイロン岬を境に海岸線が違う方向を向いているため、南よりの風と北よりの風をそれぞれオフショアにかわします。
水温は年間を通してゴールドコーストよりも若干低く、全体的にロングボーダーや個性的な形のファンボードに乗っているサーファーが多く感じられます。
この記事ではバイロンベイのビーチとサーフポイントを紹介します。
目次
The Pass(ザ・パス)
南寄りの大きなうねりがバイロン岬を回り込んで入ってくる時や夏場のサイクロンからの北東系の大きなうねりが岩場にヒットして延々と続くライトのポイントブレイク。南寄りの風がオフショアになります。
波が小さい時はメローな波質で多くのロングボーダーが楽しんでいます。しかし、ひとたびグランドスウェルが入ると岩場横のピークには多くのローカルやエキスパートサーファーが激しい戦いを繰り広げる特別なポイントブレイクになります。
湾に沿って砂が付いているため、きれいなショルダーを張りながら時にはチューブセクションも現れて数百メートルロングランド可能な規則正しいライトの波が見られます。
Tallow Beach(タロービーチ)
灯台の南側に位置し、海岸線が南東方面を向いているため北寄りの風をかわすポイント。広大なビーチなので砂が付いている場所を探してサーフィンしましょう。
ビーチ左端の灯台方面は岩場になっているため砂が留まりやすく風もかわしやすいため地形が安定しています。
ビーチ左端のポイント。コンパクトなレフトの波がメインです。
Wategos Beach(ワテゴズビーチ)
ザ・パスの更に奥にある小さいビーチ。ビーチエントリーは岩場からになります。こちらもライトの波でロングライド出来ます。
インサイドは玉砂利や岩がゴロゴロしているので、引っかからないように気を付けてください。
The Wreck(ザ・レック)
バイロンベイ中心部のビーチの左端にある難破船近辺でブレイクする波。距離は短いですが、コンパクトでフォローな波が割れています。難破船があるので砂が溜まって地形が決まりやすいです。
Main Beach(メインビーチ)
バイロンベイの中心部のビーチ。サーフィンだけでなく多くの海水浴客がビーチを楽しんでいます。
バイロンベイのお勧めビーチアトラクションのカヤック。
メインビーチの右端にカヤック受付場所があります。
まとめ
バイロン岬があるので海岸線が北方面と南方面を向いていて、北向きの風、南向きの風をそれぞれオフショアとしてかわします。
波が小さいときはメローですが、ひとたび大きなグランドスウェルが入ればサーフセッションになるザ・パスで特別な1本を掴んでください。そんな時は半端じゃない混雑状況になるので、くれぐれも怪我をしないように気を付けてください。
なお、すべてのポイントでは駐車場にパーキングメーターがついています。検査員が頻繁にチェックに来るので余裕を持った駐車料金を支払いましょう。またどこも駐車場スペースが狭く、駐車待ちの渋滞が起きることもあります。
特に夏の繁忙期やスクールホリデーの期間などはビーチの駐車場空きスペースを探すのがとても困難です。素晴らしい観光地のバイロンベイですが、唯一この駐車スペース問題だけ個人的に残念な点です。
以上、バイロンベイのビーチとサーフポイントでした。