ゴールドコーストはオーストラリアサーフィンの中心地です。
初心者から上級者まで、またキッズからお年寄りまで幅広い年齢層の方が海を身近に感じる日常生活を送っています。日本でサーフィンをしている方達はもちろんの事、こちらに来てから初めてトライする方達にも挑戦しやすい環境がばっちり整っていると思います。
この記事ではゴールドコーストのサーフィンポイント情報をお伝えします。
目次
- 1 South Straddie (サウスストラディ)
- 2 Spit(スピット)
- 3 Philip park (フィリップパーク)-- Seaworld
- 4 Mainbeach(メインビーチ)
- 5 Surfers Paradise(サーファーズパラダイス)
- 6 Broadbeach(ブロードビーチ)
- 7 Mermaid beach(マーメイドビーチ)
- 8 Nobby beach(ノビービーチ)
- 9 Miami(マイアミ)
- 10 Burleigh Heads(バーレーヘッズ)
- 11 Palmbeach(パームビーチ)
- 12 Currumbin(カランビン)
- 13 Kirra(キラ)
- 14 Snapper Rocks(スナッパーロックス)
- 15 Duranbah(デュランバー)
South Straddie (サウスストラディ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西、北西
ボトム -- ビーチ
Coastal watchホームページでは時々TOS(The Other Side)と呼ばれる、船またはパドルでゴールドコーストシーウェイを渡るポイント。
堤防横からメローなライトハンダーが割れて、一般的に砂浜を北の方に歩くほどパワフルでコンパクトなバレルになる波に巡り合えます。ゴールドコーストのその他ビーチに比べると力のある波がヒットする事が多いため、海底の砂の着き方に影響されます。うねりが強いときは板を折っている人も見かけますので、それほどパワフルな波が立つ場所です。
ポイントまで運んでくれるストラディーサーフタクシーが風向きや波のサイズなどを判断して翌日の運行状況をアナウンスしてくれます。
翌日に運行する場合は <Favourable conditions 、boat will be there at 6am> などの書き込みになります。また運休の場合は<Lay day>の表記になっています。船上にサーフボードを載せて外海に出ていく時の雰囲気は海外でサーフィンしているという気持ちにさせてくれます。
ストラディサーフタクシーのFacebook straddiesurftaxiをチェック下さい。
https://www.facebook.com/straddiesurftaxi/
Spit(スピット)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 北西、北東
ボトム -- ビーチ
北東寄りの風が吹いてゴールドコーストの他のサーフポイント全て影響を受けてしまう時に唯一サーフィン可能なポイント。
ゴールドコースト近辺では冬が終わり季節の変わり目(9月~11月頃)に南寄りの風が北風に変わる日が多くなります。そんなコンディションの時はこの場所が重宝されますが、その分多くのサーファーが集まりますのでぶつかったりしないように気を付けましょう。
左端の堤防からはレフトの波、ビーチ中央ではレフト&ライトの波、桟橋の右横でもライトを中心にファンウェーブにありつけます。
桟橋では釣り人がいて、釣り糸を投げ込んできますので引っかからないように注意しましょう。また北東の風が数日吹くと、水温が一気に下がります。夏でもウェットが必要なくらい水温が下がることもありますので、Spit方面に向かうときはウェット選びに注意しましょう。
Philip park (フィリップパーク)-- Seaworld
うねり -- 北東、南東
風向き -- 北西
ボトム -- ビーチ
シーワールド前のビーチ。北西、北東系の風の時でスピットが混んでいる時、穴場になります。
広いビーチなので砂がついている場所で人も少なくゆっくりサーフィンが出来るスポットでしょう。駐車場が広いためパーキングも余裕ですし、家族で海に来る方もゆったり出来る場所です。
Mainbeach(メインビーチ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 北西
ボトム -- ビーチ(右奥ナローネック近辺は人口リーフ)
サーファーズパラダイスの北に位置し、右奥のナローネックという人工リーフに波がヒットすればきれいなライトハンダーが出現します。時々不規則な強いカレントが発生しますが、広いビーチで比較的うねりに敏感です。
Surfers Paradise(サーファーズパラダイス)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西
ボトム -- ビーチ
ゴールドコースト最大の観光地。多くの観光客や海水浴客でにぎわっています。広いビーチなので地形が良い場所を探しましょう。時々Focus というホリデーアパートメント前で地形が決まっている事があります。
Broadbeach(ブロードビーチ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西
ボトム -- ビーチ
サーファーズパラダイスから南方面に車を走らせると海沿いの道路横に延々と広いビーチが続いています。
海沿いの道路交差点の突き当りの狭いスペースに車を止められれば人が少なく良いスポットが見つかるかもしれません。アニマルパークという大きな公園には広い駐車場がありますので、駐車スペースの心配はいりません。
Mermaid beach(マーメイドビーチ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西
ボトム -- ビーチ
ブロードビーチから少し南下したエリアになります。
海沿いの道路(ヘッジズアベニュー)は北方向への一方通行です。ヘッジズアベニューに繋がるアルバトロスアベニューは両方向通行可能です。そのため海沿いへのアプローチはヘッジズアベニューを北に向かい交差する道路の海辺への突き当りで車を駐車する、またはアルバトロスアベニュー沿いのどこかで車が停められればラッキーでしょう。
駐車スペース確保が難しいため、ローカルの人たちが集まっている事が多いです。ヘッジズアベニュー沿いの大豪邸は数億円(数十億円)の物件もありゴールドコーストの大金持ちが住んでいます。目の保養には良いかもしれません。
Nobby beach(ノビービーチ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西
ボトム -- ビーチ
マーメイドビーチの南側。アルバトロスアベニュー沿いに車が停められれば、ビーチまで直ぐに行けます。サーフクラブもあってのんびりした雰囲気です。
Miami(マイアミ)
うねり -- 北東、南東
風向き -- 西
ボトム -- ビーチ
マーメイドビーチとバーレーヘッズの中間。ビーチフロントの道路に面して駐車スペースが数多くあります。比較的車を停めやすいビーチです。
広いビーチなので砂がついている場所を探してサーフィン出来ます。ビーチの南端にはカフェがあって大勢の方たちがくつろいでいます。
Burleigh Heads(バーレーヘッズ)
うねり -- 南東、南
風向き -- 南西、南
ボトム -- ビーチ(エントリー場所とインサイドは岩あり)
ゴールドコーストで3大ポイントと呼ばれるスポットのひとつ。
ゴールドコーストハイウェイを南方面に向かい左折してグッドウィンテラスに入りバーレーの丘を上がりきると、眼下に素晴らしい景色が広がります。
南東~南からのうねりが入った時には超一級のバレルと長いショルダーがインサイドまで続くような素晴らしい波がブレークします。そんなコンディション時にはプロサーファーやサーフィン業界人、レジェンドローカル、また地元のヤングキッズ達の激しいセッション場所になります。
また非常に強いカレントも発生し、ポジションをキープするためにずっとパドルを強いられる事になります。それでも価値ある1本を取れればそれは素晴らしい財産になるでしょう。
Palmbeach(パームビーチ)
うねり -- 南東、南
風向き -- 南西、西
ボトム -- ビーチ
バーレーヘッズから更に南下してTallebudgera(タラバジェラ)の川を超えるとパームビーチに入ります。
パームビーチは南北にとても長い地域でゴールドコーストハイウェイ沿いを海側に曲がるとどこででも入れます。
広いビーチに何カ所か短い堤防があります。この広大なビーチで地形が良い場所を探せれば少人数でサーフィンを楽しめる事もあるでしょう。海まで歩ける住宅が多いのでローカルも多いです。
Currumbin(カランビン)
うねり -- 南東、南
風向き -- 南西、南
ボトム -- ビーチ
ゴールドコーストで3大ポイントと呼ばれるスポットのひとつ。
南東~南のうねりがカランビンアレーの岩場に打ち寄せ、カランビン川から流れたサンドバー沿いに素晴らしいバレルと長いショルダーを伴ったライトハンダーウェーブを創ります。
川沿いのインサイドでは力強いスープが押し寄せるので初心者の方の練習に最適でしょう。またファンサイズの日にはメローな波質なのでロングボーダーが多いです。
Kirra(キラ)
うねり -- 南東
風向き -- 南
ボトム -- ビーチ
大きな南東のうねりが入って、もしこのポイントが割れていれば、とても特別な機会となるような世界的に有名なサーフスポットです。
浅い海底のサンドバーにうねりが当たりとても長いバレルになります。
Kirraスペシャルデイ 2018年2月18日
ジェットスキーでのトゥインサーフィン サイズは6-8ft ダブルオーバー
Snapper Rocks(スナッパーロックス)
うねり -- 南東
風向き -- 南東、南
ボトム -- ビーチ
ゴールドコースト3大ポイントの一つで毎年3月に世界大会が開かれるゴールドコーストで一番有名なポイント。
ひとたびうねりが入ると、有名プロサーファー、サーフィン業界人、ローカル、スーパーキッズが入り乱れて世界最高峰のサーフィンシーンが見られます。
岩に当たったうねりがひとたびバレルを作り出し、延々と長いショルダーを伴った波を捉えることが出来れば、インサイドのGreenmount(グリーンマウント), Rainbow Bay(レインボーベイ)と乗り継いで何百メートルにもなるような一生記憶できるような体験になるかもしれません。
そんな条件の日はもちろん想像を絶するようなサーファーの数になるので、衝突やケガなどには気をつけて下さい。
Greenmountスペシャルデイ 2018年2月18日
Rainbow Bay スペシャルデイ2018年2月18日
Duranbah(デュランバー)
うねり -- 南東
風向き -- 南西から南東
ボトム -- ビーチ
Queensland 州とNew South Wales州のボーダーになります。
通称DBar(ディーバー)。ゴールドコーストで一番うねりに敏感なポイントです。他がどんなに小さくてもここだけはサーフィンできるような波があります。
ビーチのどこでも波乗りが出来て、特に右側堤防横は形が良くロングライド出来る波が打ち寄せます。堤防横で沖に出るカレントがあるので、アウトまで出やすくなっています。
Coolangatta 地区はサーフィン業界に関わっているサーファーが多く住んでいますので、サーフィンレベルが非常に高いです。マナーを守って楽しいサーフィンを心がければ特別な1本を取れるかもしれません。
以上がゴールドコーストのサーフィンスポット情報になります。
クーランガッタ地区から南下するとNew South Wales州に入ります。
ゴールドコースト~バイロンベイ~バリナまでの間にもたくさんのビーチブレークやポイントブレークがあります。
南下すればするほど空いているサーフスポットが多いのですが、近年オーストラリア東海岸ではサメに襲われる事故が起きています。人が少なすぎる場所は逆にそのような危険もありえます。慎重に海に入る事が必要かもしれません。
以上、ゴールドコーストのサーフィンポイント情報でした。