メルボルンの公共交通機関ネットワークは幅広く発達していてとても便利です。
ビクトリアントレイン(メトロポリタン&リージョナルトレイン)、トラム、バス、そして貸自転車サービスのメルボルンバイクシェアまで幅広いサービスです。これだけ公共交通機関が発達していれば車を保有しなくても十分快適なメルボルンライフを送れます。
この記事ではメルボルンの公共交通機関をまとめてみました。
ビクトリアントレイン
メルボルンCBD(Central Business District)のシティサークルを拠点に主に7ルート郊外に向かって路線が伸びています。
今回私達はメルボルン空港方面からシティ内に向かうCraigieburnライン、CBDのシティサークル、ブライトンビーチに向かうSandringhamラインに乗りました。
トラム
メルボルントラムは豊富なルートと絶え間ない運行本数でとても便利です。シティ内は縦横に道路が整備されていてトラムもその通り沿いに走っているので位置関係が分かり易いです。
更にシティ中心部は無料トラムゾーンになっていて乗り放題です。街中の観光にとても便利なので、メルボルン市内に慣れるためにもどんどん乗ってみましょう!
市内中心部の無料トラムゾーン
引用元 Public Transport Victoria website
市内中心部の主な観光場所は無料トラムゾーンに入っていますが、カールトン庭園、メルボルン博物館と王立展示館、セントパトリック大聖堂は無料トラムゾーン外です。
無料ゾーン内の乗車にはMykiのタッチオンもタッチオフも必要ありません。無料ゾーンを超える場合はMykiを忘れずにタッチオンしましょう。特に無料ゾーンとの境界の駅は要注意です。
バス
メトロポリタンバスは約500ルートあります。今回の旅行ではメルボルン空港からCraigieburnラインのBroadmeadows駅まで路線バスに乗りました。
プリペイドカードMykiについて
Myki(マイキ)の購入とトップアップ
Myki自動販売機
メルボルンの公共交通機関(電車、トラム、バス)を利用するにはプリペイドカードのMykiが必須です。
Mykiはメルボルン空港や主要駅にある自動販売機、街中にあるセブンイレブンなどの小売店、バス車内、Public Transport Victoriaが運営するカスタマーセンターPTV Hubs(Southern Cross駅、Docklands)等で購入とトップアップが出来ます。
またPubic Transport Victoria のウェブサイトでオンライン購入も出来ますし、コールセンターに電話をして購入する事も出来ます。
メルボルンに長期滞在する方はMykiを購入したら、Public Transport VictoriaのウェブサイトでMykiカードを登録すると良いでしょう。自動トップアップの設定やMykiの盗難や紛失にあった時にカード残高を保証してくれるサービスが利用できます。
Myki(マイキ)を使う
電車やトラム、バスに乗る際にカードリーダーにタッチオン、降りる時はカードリーダーにタッチオフするだけです。
カードリーダーのパッド部分にタッチしましょう。ピッという音が鳴って緑色のランプが点灯したら正常に反応した事になります。
運賃
乗車した分だけチャージされるMyki Moneyか定期的に乗車するMyki Passのどちらかを選択します。
メルボルンの公共交通機関はゾーン制で料金体系が決まっていて各駅はそれぞれゾーン1、ゾーン2、またはゾーン1&2に属します。
乗車する時にはタッチオンして、降りる時には決して忘れずにタッチオフすれば自動的に適切な料金が計算されます。
詳しい料金と乗車ルートはpublic Transport Victoria のウェブサイト上のJourney Planner を活用してみて下さい。
出発地点(From)と行き先(To)を入力すると詳細ルートが表示されます。
https://www.ptv.vic.gov.au/journey
メルボルンバイクシェア
メルボルンシティ中心のレンタルサイクル(貸自転車)になります。
使用頻度に応じて数種類のプランがありますが、短期間の旅行者向けには10ドルのデポジット(後で返金されます)で30分$3で自転車をレンタル出来るDay Passが便利です。
支払いはクレジットカード払いです。オーストラリアでの自転車運転はヘルメット着用が必須ですので、自分でヘルメットを持ち込む、またはヘルメットが置いてある自転車が見つかればラッキーです。
サービス詳細や自転車ステーションの場所などはメルボルンバイクシェアウェブサイトを確認下さい。
https://www.melbournebikeshare.com.au/
以上、メルボルンの公共交通機関についてでした。