メルボルンシティからPort Philip Bay(ポートフィリップベイ)の南部約13キロに位置するBrighton Beach(ブライトンビーチ)。メルボルンアートの代表作として絵葉書やポスターなどで有名なカラフルなビーチボックスがあります。
午前中にセントキルダを観光して、その足でブライトンビーチまで行ってみました。
ブライトンビーチボックスの場所
メルボルンシティ中心部からブライトンビーチに行く場合はフリンダースストリート駅からMetro Train Sandringhamラインに乗って、ブライトンビーチまで約30分になります。
私達はセントキルダからNo16 のトラムに乗って、Balaclavaまで移動。そしてSandringhamラインのBalaclava駅からブライトンビーチまで電車で行こうと思ったところ、Balaclava駅で予期せぬハプニングで足止め。
フリンダースストリート駅発の電車が電気系統の故障によりストップしているとのアナウンス。せっかくBalaclava駅まで来たものの、ブライトンビーチは無理かと諦めかけていたところ、駅のホームで同じような境遇のオーストラリア人女性が声をかけてきてくれました。
彼女はSandringhamラインの終着駅Sandringhamに住むローカルで、Elsternwick駅から先は動いているとのアナウンスだったので、別のトラムに乗り換えてBalaclava駅よりも南にあるElsternwick駅を一緒に目指すことになりました。
No67トラム乗り換え駅
Balaclava駅前からまたNo16のトラムに乗ってセントキルダ方面に戻り、途中でNo67トラムに乗り換え。そして無事Elsternwick駅に到着。
Elsternwick駅からブライトンビーチ駅まで無事に到着出来ました。当初予定していた時間をだいぶ過ぎてしまいましたが、親切なオージー女性のおかげで念願のブライトンビーチボックスを見る事が出来ました。
私達だけではトラムルートを熟知出来なかったので大感謝です。
ブライトンビーチボックスとは?
1900年代初頭にブライトンビーチの砂浜に建てられたカラフルな海水浴用の木造の小屋。正式名称はBathing boxesでBeach BoxesまたはBoat Shedsとも呼ばれています。
ビーチボックスは全部で82棟。電気、水道は接続されておらず、持ち主は海水浴用に自分で使用するか、または投資用物件として保有しているのでしょう。
ビーチボックスを購入するためにはBrightonやSandringhamも地域内のBayside City住民になる必要があるそうです。
2017年にはAU$300,000以上(約2500万円!!)の価格で売買成立した物件があるそうです。
ビーチ入り口で見かけた物件販売用の看板
駅からビーチボックスのルート
行きはブライトンビーチ駅で降車して、海岸線の遊歩道を北に向かって20分ほど歩きました。
途中景色の良い小高い駐車場のベンチで休憩タイム。Baker D.Chiricoのクロワッサンとデニッシュを食べながら素晴らしい景色を堪能。
遠くに見えるメルボルンシティ
カラフルなビーチボックスが見えてきました。
カラフルなビーチボックス
代表的なビーチボックスを撮影しました。オーストラリア国旗のボックスは特に有名です。
メルボルンの文化とアートの象徴的な建築物です。
ビーチボックスからの帰り
帰りはブライトンビーチ駅の一つ手前のMiddle Brighton(ミドルブライトン)駅まで徒歩で約20分です。距離的にはミドルブライトン駅の方が若干近いです。そしてフリンダースストリート駅まで電車で30分ほどです。
以上、メルボルンのカラフルなビーチボックス ブライトンビーチでした。