Pacific Motorway M1(パシフィックモーターウェイ)を南下してニューサウスウェールズ州に入った辺りにトロピカルフルーツワールドがあります。
1972年に創業者のBrinsmead夫妻がこの大自然溢れる土地を購入して、自然を壊すことなく開墾しアボガドやマカダミアナッツ、様々な熱帯性のフルーツを生育したそうです。
そして1983年にアボガドランドという名称で観光客を受け入れるアトラクションを開始、1995年に現在のトロピカルフルーツワールドに名称変更されました。
広大な土地には500種以上のフルーツが生育されており、その園内をツアーする素晴らしいアトラクションはオーストラリアの大自然を体感できるゴールドコーストならではの観光スポットです。
この記事では世界の熱帯性フルーツ満載のトロピカルフルーツワールドを紹介します。
トロピカルフルーツワールドの場所と行き方
住所 Duranbar Road, Duranbah New South Wales
ゴールドコースト国際空港方面からパシフィックハイウェイを南下して40番出口Murwillumbahで左側にハイウェイを降ります。
そのままTweed Valley Roadをまっすぐ3分ほど走るとトロピカルフルーツワールド方面への看板が交差点に見えます。
この看板が見えたら左折です。
交差点を左折してCudgen Roadを走ると2㎞ほどでトロピカルフルーツワールドの看板が見えます。
トロピカルフルーツワールドの営業時間
営業時間はニューサウスウェールズ州の時間で9AM-4PMです。
夏期(10月~4月初旬)はデイライトセービング(夏時間)が適用されますので、トロピカルフルーツワールドがあるニューサウスウェールズ州とは1時間時差が生じます。
園内ツアーの詳細
コロナ禍以降はオンラインでチケットを購入出来るようになったようです。
Tropical Fruit World ウェブサイトはこちら
入り口でPlantation Tour(プランテーションツアー)のチケットを購入します。
現在チケット価格は大人$52.50 子供(4-16歳)$33です。(2022年12月現在)
ゴールドコーストとツイードヘッズ在住者はオーストラリア運転免許証など顔写真付きの住所を証明出来る書面を持参すればチケットが半額になります。
VIPローカルクラブメンバーのチケットを持参すると、同行者4名までプランテーションツアーチケットが半額になります。日本からご家族やお友達が来豪した時にもお勧め出来ます。
更に60歳以上ですとシニア割引も適用されて、入場チケットは$21です。
ツアーはトロピカルフルートワールドのガイドが案内するトラクターによる園内観賞から始まり、動物の餌付けも体験出来る動物観賞、園内の池をボートで乗船するボートツアー、そしてトロピカルフルーツワールドで採集されたフルーツを試食するフルーツテイスティングの構成になっています。
ツアーは大型トラクターが牽引する車両に乗って園内の植物観賞から始まります。
アボガドからスタートした大農園は世界各地の熱帯性フルーツを植樹して育ててきたそうです。
パパイヤ、マンゴ、グアバなど有名どころはもちろんのこと、聞いたことも見たこともない種類の果物の木がたくさんあります。
ここからはたくさんの果物の木と果物を鑑賞ください。
次は園内で飼育されている動物の鑑賞と餌付け体験です。
動物観賞のあとはボートツアーになります。
ボートを降りて、公園での休憩時間です。
最後はフルーツテイスティングです。自社農園で採れる季節のフルーツを少量ずつ楽しめます。今まで食べたことが無いフルーツがありました。
園内の施設
園内にはフルーツ販売所、カフェ、お土産販売所があります。こちらのコーナーの入場は無料です。
カフェの一角にあるフルーツアイスクリーム。
好きな果物を3種類選んでバニラアイスとミックスしてもらいます。
バナナ、マンゴ、ストロベリーのフルーツアイスクリーム。
自然の果物の旨味がギュッと凝縮されています。
お土産コーナーには植物由来の天然コスメや果物ジャム、ハチミツ、ドライフルーツ、ドライリーフなどが販売されています。
まとめ
気候と立地条件を最大限に活かした農業観光ビジネスとしてオーストラリア国内はもとより海外からの観光客にも大人気なトロピカルフルーツワールド。
日本では珍しい果物を間近に見れることやテイスティングも出来る事がとても魅力的だと思います。
ゴールドコーストといえば海のアトラクションが代名詞になりますが、海だけでないオーストラリアの大自然を体験できる素晴らしい観光スポットです。
広大なツイードバレーが一望できる大自然の中にあります。
以上、世界の熱帯性フルーツ満載 トロピカルフルーツワールドでした。