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手軽に行ける楽しい船旅 ノースストラドブロークアイランド

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ゴールドコーストの海岸線上の北側に位置し、ブリスベン沖合の太平洋に面する大自然溢れる大きな砂の島、Northstrad Broke Island(ノースストラドブロークアイランド)。略してNorth Straddie(ノースストラディ)。

ブリスベン郊外の町、Cleveland(クリーブランド)からフェリーに乗船して約10キロ45分でノースストラドブロークアイランドに到着します。

今回クリスマスブレイクを利用して友人たちとこの島に1泊2日の短期旅行に行ってきました。島にはゆっくりした時間が流れ、1泊2日の短期旅行でも充分に大自然を満喫出来ます。

日本からのオーストラリア旅行もゴールドコーストの中心地だけでなく少し足を延ばせばもっともっと自然に溢れた素晴らしい場所がたくさんあります。

今回の記事ではそんなノースストラドブロークアイランドをご案内します。

ノースストラドブロークアイランドの行き方

クリーブランドへは車でブリスベンシティーから約45分、ゴールドコーストからは約1時間30分になります。

またブリスベンからクリーブランドへ電車が出ています。ゴールドコーストからもクイーンズランドレイルを乗り継いでクリーブランドまで行く事が出来ます。クリーブランド駅からフェリー乗り場までバスサービスがありますので、公共交通機関を全て活用してノースストラドブロークアイランドに行く事が出来ます。

島内もバスが運行されていますので、車が無くても問題ありません。


フェリー発着場所

クリーブランドからノースストラドブロークアイランドまではStradbroke Ferries(ストラドブロークフェリーズ)が車両用と客船用の2種類のフェリーを運航しています。

繁忙期や週末は込み合いますので、ストラドブロークフェリーズのウェブページから事前予約をお勧めします。予約が無くてもフェリー発着所まで行って空きがあれば乗れます。

車両用のフェリー、客船フェリーはそれぞれ乗船時間が約45分、約25分になります。ノースストラドブロークアイランドのフェリー到着地はDunwich(ダンウィック)になります。

クリーブランドのフェリー乗り場

前方にフェリーが見えます。当日は満車でした。

フェリーの出航時間と料金

クリーブランド発、車両用フェリーの第一便は5:30AMで、それ以降は6:00AM、7:00AMと毎時ちょうどの時間に出航します。5:00PM便まで毎時1本出航しています。

日曜日は6:00PM、7:00PMも増便され、金曜日はそれに加えて8:00PMの便もあります。料金は繁忙期と時間帯で設定されていて通常の乗用車で$55~$95になります。

出航時間とフェリー料金の詳細はストラドブロークフェリーズのホームページを参照下さい。

https://www.stradbrokeferries.com.au/transport-options

約45分の短い船旅ですが、船内にはコーヒーなども販売されています。
屋上デッキから眺める景色は爽快です。

まもなく島に到着です。

フェリーを降りて島に上陸です。

島内での観光場所とお勧めアクティビティ

Amity Point(アミティポイント)

内海に面しているので波が穏やかで釣りに適しておりキャンプ場所もあります。またイルカが岸辺に近づいてくる事がよくあり、間近に見れるチャンスが多いそうです。ローカルシーフードで有名なRufus King Seafoodsがあります。

アミティポイントにある小さなスーパー。
島でガソリン補給出来るのはこことダンウィックとポイントアウトルックにそれぞれ1カ所です。

ローカルシーフードを販売するRufus King Seafoods。
今回、島内で4軒のシーフード屋さんを回りましたが、ここでエビとカキを購入しました。

調理済みと生のエビが売っていたのでバーベキュー用に生のエビを購入。
ローカルオイスターはシドニーロックオイスターと比べると小ぶりですが、とてもクリーミーで美味です。
その他ローカルのマグロもありました。刺身品質です。

アミティポイントの岩場に群がる海鳥とペリカンのボス。

ここは静かな入り江なのでシュノーケルに適しています。ペリカンが見守る中シュノーケルを楽しむ人々。

イルカのポイントとして有名です。桟橋の沖合によく現れるようです。この看板は天然のイルカへの餌付け禁止の注意でした。

Point Look Out(ポイントルックアウト)

島内で一番の観光スポット。メインの道路沿いにレストランやカフェが並んでいて、眼下に見下ろす海は絶景です。ホテル、シーフード屋さん、ジェラート屋さん、スーパーマーケット、ボトルショップなどもあり全てのニーズが満たせます。

ポイントルックアウトの丘から海を望む。道路沿いの飲食店から食事しながらこの素晴らしい景色を眺められます。

ポイントルックアウトにあるシーフード屋さん。

レストランのランチが旅行者価格だったため、節約隊の我々は手軽なフィッシュアンドチップス屋さんを発見。

4人前のCod(タラ)のフィッシュアンドチップスのお得セット$42。チップスの量が半端ない!

野生のカンガルー発見!ポイントルックアウトのお店の庭にいました。
残念ながら野生のコアラは今回見れませんでしたが、島内で良く見れるそうです。

またポイントルックアウトからの遊歩道(Gorge Walk)は素晴らしい眺めで、ウミガメやマンタが見えます。また冬の時期はクジラを見る事が出来るそうです。

遊歩道から眺める海。透明度が凄くて、ブルー、スカイブルー、エメラルドグリーンと微妙な色合いを見れます。

遊歩道の先にある入り江。

この入り江でManta rayという巨大なエイを発見。オーストラリア東海岸でも5カ所ぐらいのスポットで観れるそうです。ノースストラドブロークアイランドはその内の1ヵ所。

クジラ観賞の看板

ポイントルックアウトのメインビーチは北、北西、北東がオフショアになり、砂浜近くのサンドバーに沿って奇麗な波が立ちます。
南風の大きなうねりの場合はシリンダービーチでサーフィンが出来ます。

メインビーチ。小さいサイズの日でしたが、コンパクトなブレイクが奇麗に割れていました。

こちらはメインビーチの入り江。海水浴を楽しめます。
また岩場の端が日陰になるのでビーチ沿いで休むにはここが便利です。

ポイントルックアウトからメインビーチと反対側のビーチを望む。奇麗な砂浜が続いてます。

今回はキャンプサイトでテントを設営して宿泊しました。一人あたり約$25ととても安価でお勧めです。夜は焼肉とシーフードバーベキューをしました。

言葉が出ないほど素晴らしい星空でした。空が澄んで周りに光がないため、考えられないような星の数です。天の川はもちろん、南十字星もばっちり見えますよ!流れ星も数回見れました!

沢山の人達がテントで宿泊していましたが、場所柄なのか夜中遅くまで騒いでいるような人たちは全くおらず、満天の星空の下静かにビールを楽しみながら仲間と語らえました。

ソーラーパネルを設置している本格的なテントもあります。長期滞在の方達でしょうか。

Brown Lake(ブラウンレイク)

フェリー発着場所のダンウィックから約3.5㎞、車で10分程の山中にある雨水が溜まった湖。オーストラリア原住民のアボリジニとも深い関係がある神聖な場所だそうです。

湖の周りにはアロマ成分を含むTea Trees(ティーツリー)が茂っていて、その抽出成分が湖に溶け出しているそうです。そのため、湖の色が茶色になっています。ティーツリーは殺菌や抗菌作用に優れているそうです。

天然の湖ですのでもちろん塩の味はせず、オーストラリアの強い日差しに照らされて適温でした。

ブラウンレイク入り口

水の色が茶色です。ティーツリーの根から抽出された成分が湖に溶けているからだそうです。

湖浴を楽しむオージーファミリー

これがティーツリーの葉っぱです。この葉を折ると爽やかなとってもいい香りがしました!

島内の宿泊場所について

今回はキャンプサイトを利用しましたが、ホテルやリゾートアパートメント、キャビンやB&B(Bed and Breakfast)と言った簡易宿泊施設がたくさんあります。

また島にある不動産屋を尋ねると、レンタル用の一軒家(3ベッドや4ベッド)を2泊3日で貸し出しているような物件があります。家族や友達で行く場合はこういうレンタル物件も手軽でお勧めです。

まとめ

ノースストラドブロークアイランドは世界で2番目に大きい砂の島だそうです。

4WDの車で事前に許可をもらえば砂浜を走る事も出来ますし、砂浜を走るパッケージツアーを提供しているガイドもいます。また自然に溢れるこの島は多くの動物や生物を自然の姿のまま見る事が出来ます。

今回は1泊2日の駆け足の短期旅行でしたが、もう少し滞在して島のゆったりとしたライフスタイルをさらに楽しむのも良いかもしれません。

ダンウィックフェリー乗り場に到着。

フェリーに乗り込みクリーブランドから帰宅の途に着きます。

以上、手軽に行ける楽しい船旅 ノースストラドブロークアイランドでした。

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